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1979/10/18
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若本規夫と同じ誕生日
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万年思春機
某アニメ専門学校を卒業するもバイトの日々
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2024.05.18 |

Downtown

陽が出ていれば暖かい日中も、夜になればいまだ寒い三月の月夜

季節の変わり目は危険がいっぱい

体調の方は割と順調で、このペースなら五月くらいには完全復活もありえるかな?と
いつもの低空飛行な回復傾向だけど、まあのんびりやりますよ

「グイン・サーガ」の最終回を見ましたよ
いわゆる戦記モノ、戦国モノは基本的に好きなので毎回楽しみだったんだが
話が折り返す手前くらいからまず作画が荒れ始め、
それ以降も極端な顔のアップが多かったり、
演出的にも「見せ場」あまりを作れなかった印象

特に戦場と宮殿内の兵士の衣装がまったく同じだったり、
戦場の布陣かどうなっているのか全くわからなかったり、
いくさ場の演出は戦記モノの見所でもあるのでかなり肩透かしを食らった
スタッフはせめて大河ドラマくらいは見るべきだと思った
まあ制作費の関係で演出面をかなり妥協した可能性が高いが
とにかく後半の乱れ方はかなり残念だった

ドラマの方はさすがに原作モノなので結構良かった
グインの存在がアニメにしやすい「父性」をもったキャラだったのは意外だった
レムスとリンダという子供二人の守護者としての役割を持ちつつ、
「異形の者」として世界を俯瞰する存在でもあり、
ストーリー展開のどこにでも首を突っ込むことが出来る機能性が凄い
ナリスの深謀とアムネリスの愛憎と転落も良かった
設定と一つ一つの事象が視聴者に少しずつ世界観を見せる構造になってて、
実に視聴者に分かりやすい様に作られてるなぁという印象
この辺はシリーズ構成が相当苦労したんじゃなかろうか

しかし有名な原作もののアニメだった故に期待しすぎた
「蒼天航路」と同じ轍を踏んだ感じというか
時と共に作画レベルが下がって行き、そして演出も落ちていく悪循環
こういう大河ドラマ的な作品は「子供向け」と誤解されやすいアニメを
「大人」にアピールできる良い素材だからしっかり作った方が後々良いんだけど
とにかく「もったいねぇ」の一言でした

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2010.03.24 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

ヒステリーヒストリー


なんか最近急に寒くなって今度は発熱
医者から多めに薬もらっておいたから早めに対処できた
やはり眠気に負けて風呂は入らずに寝たのが良くなかったのか
夜中に寝汗かいて薄着で寝たのが悪かったのか
あるいはそれ以前からの便秘がらみなのか
疲れを残したまま寝る事自体があんまり良くないのかもしれん
とか考えながら3日ほど寝て過ごしましたw
おかげで夜型生活再開で、こまっちゃうこまっちゃう

そういえば「のだめ」を見てて「ああそうか」と思った事が

当たり前っちゃ当たり前なんだけど、クラシックやオペラはヨーロッパが発祥にして本場
JAZZはアメリカが本場だけど各国にちゃんとシーンがある
南米はラテン音楽があるし、各地で長い歴史と文化を積み重ねてきて今がある
クラブミュージックを調べると「ナイトクラブ文化」というのがあるし
その意味で本当に音楽を学ぶなら海外に行くしかないのだという事に改めて気が付いた
そもそも音楽が普段の生活の中の「娯楽」としてちゃんと確立されている
買い物に行くような気軽さの中に「音楽」が自然と成立してる
この差はでかい、でかすぎると思った
そしてそれこそが「文化」なのだな、と愕然とした

現在の「のだめ」の物語の中心がヨーロッパ留学だと考えると、
「本場で修行」という漫画的、あるいは留学というイメージだけの安直な思い込みがあった中で、
「音楽で食えるだけの客とハコと設備が揃ってるここで生き残る」
という千秋の目標がよりリアルに感じられる
それは逆に言えば日本には「音楽で食えるだけの客とハコと設備が揃ってない」って事でもあるが
日本にはTVやマスコミが情報を占有してレコード会社が儲ける一方的なシステムしか存在しない
そんな日本の音楽事情を「のだめ」の中で追求されていったら個人的には面白いんだけど、
クラシック入門書としての機能と少女漫画故の人物造詣の荒さが目に付く鼻につくw
だからキライなんだ「のだめカンタービレ」毎週見てるけどw

まあ、向こうさんは音楽の歴史だけで数百年という時間を経た中で、
今の日本と似た状況だった事もあったはずで
今の日本はその歴史を経ている最中なのだと思えば悪いとも言えない、ってかなり自虐的だけどw

新しいプリキュアみてますよ見てるだけだけどw

2010.03.11 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

Twitterでつぶやくとブログ書くエネルギーが吸い取られる罠


かといってTwitterでつぶやくと長文になってブログなる罠

土日拘束生活になってからというもの、それなりに体調は良い
相変わらず夜勤明けの疲れはキツイが、体力面は徐々に上がってる
だがメンタルの回復はまだまだ時間が必要という認識
完全回復までに最低2日は要する感じ
なので当面、この回復幅を縮小をしていく方向で
そしてこの仕事を始めた時位までの健康状態に戻そう

この調子でいけば色々な面で余裕も生まれるしねw

それにしても今期のアニメは特につまらんのが多い印象
しかもほとんど原作モノなのが気になる
原作を良い意味で改良して、「さらに面白くしよう」という作品も見られない
「設定を語ってドラマをやったつもりになってる作品が多すぎる」と以前にも書いたけど
原作を本当に「なぞるだけ」で、映像的に「ここが一番大事な場面」をうまく出せてないというか
もっと言えば「やる気あんのか?」と見てて思っちゃう
「どこがドラマ的に盛り上がるところだったの?」って終わるという
まあ学園ラブコメみたいな定番ものはある程度しょうがない部分もあるんだけど、
その中であえて質感を変えたオリジナル話を挿入する気合も無いのかと

主人公が動いてドラマ進行が変化する方が見てる方は飽きずに見られるんだけど
その辺は海外ドラマで我慢するしかないのかなぁ
LOSTと24とバーン・ノーティスは早く続きが見たい!と思わせる作りをしてる
バーン・ノーティスは最初我慢が必要だけど我慢してよかった

そしてサッカーJリーグ開幕して我がマリノスはアウェーで見事に敗れ去ったorz
でもまあそんなに悲観する内容でもなかったので次に期待
スタメン怪我で欠きながら新しい選手も試した度胸も悪くない
試合にはなかなか行けそうに無いのが残念だけど

これからはツイッターのほ方でyoutubeとかニコニコ動画貼っていこうかなぁと考え中

2010.03.08 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

成層圏から夢見る地球



Weekender Spirit In Your Soul


「24」を見てて「視覚的クライマックス」と「ドラマ的クライマックス」のポイントを
うまく交差させると一本の作品になるっぽい気がしてきた
要は劇と舞台の見せ方を工夫せよって事だ

先週風邪で仕事休んだら土日固定にされたorz
なので昨日今日と仕事明けの疲れがなかなか抜けない
ある程度ルールがないとルーズになるからこれでいいか
平日は病院行かなければならんし
深夜アニメは週末に集中しているのでそれを消化する計画をたてる
一日中ニコニコ見て無駄に時間を過ごしてる気がするがw

もうちょい「何かやること」を作ってそちらに力を入れないとなぁ

最近便意がなかなか来なくて外出前が大変です
普段冷まし湯飲んでるんだけどね
でもコーヒーもだいぶ飲めてきたのでそれはそれで回復の証で
あとは医者と相談してビール飲めるかだなー
うまく体調をコントロールできるようになってきたし
後はいろいろ乱調しないように気をつけよう
復活の時はそう遠くはない!

問題があるとすればJリーグが開幕するので見に行きたいのだが、
土日固定されてるので日曜開催でアウト、デーゲームならギリセーフという
ちょっと考えなければならん
まあケーブルTVでホームアウェー関係なく全試合補完するんですけどねw

あーなにかもが後手にまわって上手く進まねー(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)

Mille & Mr. Hirsch Business Jazz

2010.02.23 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

そう、だいぶ前に相武台前で会った人だろ




仕事始めて数日経ちましたが細々と日々をすごしてますよ
大きく乱調することも無いのでしばらくはこのペースを維持
三月からJリーグ開幕なので、そのあたりまではこんな感じで進む予定
ゆっくりお気楽マイペースでいきます

なんだかんだで毎食三食べるようになってきた
朝、というか寝起きだけど何かしら食べる習慣がついたし
寝る前も何か食べないと眠れなくなってきた
胃炎やってた時は、何も食べてなかったり食べ過ぎてたり寝てなかったりで
不規則にも程があったけど、この状態が普通なんだろうね
まだ胃に張りがあるんだけど、そのおかげでドカ食い出来なくなってそれが良い方に向かってるのかも
なんにせよいい傾向に違いないと信じる

しっかし最近寒いね
2月の雪なんてちょっと詩的だけれども
これで仕事休めたり出来る人もいるから雪も悪くないね
積もんなかったから子供達はがっかりかもしれないけど
もう雪が降ったら会社を終わりにする法律を作ろうよw
日本人は働きすぎだ

ニコ生も徐々に回数を増やしてますよ
DJするのが億劫なのでハードシンセつかって生作曲したり
すごくいい気分転換になってる
そういえばニコ生クルーズというのにも初遭遇したが特に面白いことも起こらずw
もう少し体調が戻ってきたらもっと何か面白いことやりたいなぁ
単純に音を聞かせるだけじゃ視覚的に面白くないし
まあ徐々に考えよう

そうだこのブログ見てる人で生放送とか見てくれてたらコメントくだしあ
マジで生きる糧になりますw
タイムシフトオススメ

そういえばKORGからまだ修理品の詳細が返ってこないから連絡しなきゃ
シュコー

2010.02.08 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

ドラムロールケーキバイキング


pendulum - slam


イギリス人はわかってる人が多いなぁと思うPV

以前、西尾維新の「なんちゃら少女りすか」というラノベを
友人に半ば押し付けられる様に借りたが、
わずか10ページ足らずで脱落した自分がこう言うのは
ある意味当然なのかもしれないが、あえて言おう

「アニメ刀語はつまんなかった」と

そもそも小説を映像化するというのは非常に難しい
小説と映像とでは時間のコントロールが根本的に違いすぎる
原作者が同じ「化物語」はその辺うまいことやってたんじゃなかろうか
新房昭之監督独自の演出手法が上手く原作にはまってたというか
「化物語」見てないけどDVDとか売れてるみたいなので

原作を読んでないのを留意した上で言うが、一時間も尺がありながら
設定紹介のための長セリフの連続で話がちっとも先に進まず、
戦闘中も設定をだらだらしゃべり続け、ようやっと島を出る所で終わり
絵的にも引き画が少なく、寄りの画が多くて視覚的に飽きる
そもそもセリフに情報量が多すぎるし長すぎる
だから全体的にテンポが悪く、見ていてどんどん飽きてくる
演出的に一体この一話の中のどこに「ピーク点」を持っていくつもりだったのか、
計画性が全く感じられなかった
なんか原作をそのままシナリオに転写したんじゃないか?という気がする
「原作尊守という名の映像原則の放棄」というのはアニメではよくある事なので
まあ、「小説」が原作なのでこれは仕方がない結果なのかなとも思うけど
原作の売りがこの長セリフだとしたらそれは仕方が無い事なのかも

キャラクターの線の少なさは個人的にはとても好きだが、
背景もデフォルメ気味で、悪い意味で両方とも「馴染んで」しまっていて、
これも画的に飽きる要因になっている気がする
やはりHD制作だとキャラや背景の線画レベルで気になってくるなー
普段カートゥーンネットワークやディズニーチャンネルで洋アニメをよく見るんだけど、
色彩的にキツくて長時間見てらんない事があるんだけど、それに近い感覚
「人物と背景の色彩的距離感」というか
実写でも衣装や照明、セットはとても大事な視覚演出のひとつだしね

そんなこんなで今日初仕事っぽいですよ

2010.01.27 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

パパがキュウリでナスがママ


「なせばなる、なさねばならぬ何事も」と、ふと頭をよぎる
上杉鷹山の
「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」
という名言らしい
時代劇な何かの台詞のうろ覚えだと思うけど
以前に「我侭ならぬ」とか「なすがまま」とか書いてて、なんだか
「ママ」という音に妙に引っかかるなぁと最近思うわけですよ?

「どうせやる羽目になるんだから今のうちにやっとけ」に聞こえるのは自分だけか

ツイッター&スカイプのIDは共にcey707なのでフォロー&コンタクトしてね
一応ブログ更新時につぶやく予定

スカイプはニコ生で面白そうだなぁと思ったのでいれてみたんだけどコレ凄いね
完全にTV電話じゃねーかと
どっかで聞いた話だけど出稼ぎの外国人労働者は
漫画喫茶で母国とスカイプ使って連絡を取ってるという
家の周りのチャイニーズとかフィリピーナ、ブラジル人とか普通に携帯使ってたりするけど

フツーに外国人が身近に住んでますよ神奈川綾瀬

近く仕事復帰予定
もう少し休んでも良いかなーと思ったんだけど、先方に急かされたw
まあ無理はしない程度に行きますよ
「一年の計は元旦にあり」とある通り、体調面重視で行きますが

「バカとテストと召喚獣」というアニメを見てたらアフロヘアーのモブキャラを発見。
そしてやたらテンポいいし背景キャラが動いていたので「ああ、ナベシン回か」と思ったら
案の定スタッフロールで演出絵コンテにワタナベシンイチの名が
個人的にはまた監督やって欲しいんだけどなぁ
アニメ業界もどんどんチャレンジが出来ない環境になりつつあるんかなぁ
まあいつかこれも底をついて上昇する事もあるだろうから我慢の年だね

落ち込んだらコレを見よう

2010.01.23 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

こいつカフェイン中毒らしいぞ



このあいだ昼寝した後にチョコケーキとコーヒーを飲んだら夜に具合が悪くなってorz
ここ数日ずっと調子が良かったのでビックリというか冷や水を浴びた気分
でも頓服飲んだら割とすぐに良くなったのでちょっと安心
前ならこれでまた一週間くらいずっと調子悪くなったりしてたので、回復は順調な様です
たぶんもう遠出しても大丈夫なんだろうけど、もう少しだけ休もうかなと
「もう平気」と思って何回も失敗してるんでね

石橋を叩いて渡る世間は鬼ばかりではないが自己管理は大事

そういえばこの間、ニコ生でお世話になってるにゃんぴょう氏が定期放送で
「シュランツ」を作ってたのでお気に入りのシュランツァーを紹介

ROBERT NATUS このレコードは持ってないけど。今はもうさすがにスタイル変えてるみたい


Felix Krocher 当時安定して狂っていた人。アルバム2枚買っておなかいっぱいw


やっぱり「当時勢いがあったレーベル」とかとても多いので今探そうとすると難しい
そもそもレコード屋に入荷する量もとても少ないし、ガバとかハイエナとかトランスに混じっちゃう
今のトランスみたいに様式美化していくと個人的にとてもつまんないし探すのがめんどくさい
テクノは常に進化、エッジを保ってるものだけがクールなのだ、と思ってるので

久しぶりにハードテクノ箱開けてDJしようかなぁ

2010.01.19 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

ノンアルコール生活とノンストレス生活は胃的にはイコールにならない



惜しまれる頃には老いてこの世からいなくなる
だが、それを嘆く必要はない
また次の世代が、僕らの子らがそれを引き継いでくれるから
だから人生はいつも希望で溢れている
人は最も人間らしい気持ちを、感情を忘れてはならない
子供の頃の無垢で単純な気持ちを
でなければ悲しみはもっと深く、救いのないものにしてしまうから

ムービープラスで「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」という映画を途中から見た感想



吹き替え版だったんだけど、
台詞が非常に小気味良かったので字幕版で見たかった
英語でしか伝わらない言い回しやニュアンスがあって、
それがおもしろさにつながってる
これは吹き替え版が半永久的に抱える問題なんだろうけど
アニメファン的視点から見るとそれは実に二律背反な事なんだけどね
映画を見る行為というのは、異文化の習慣を知る楽しさもあり
その国の言語で見ることが一番おもしろさを感じる事が出来る場合があるから

内容の方はというと、
とりあえず幻想的な演出に極彩色のCGや光の使い方が軽妙
話は見た目に反して実は悲しいものなのだが、
そうさせないための「魔法のおもちゃ屋」という設定が良い
「魔法のおもちゃ屋」という非日常的な描写が、この作品は現実ではなく、
人の心を取り扱っている物語なのだとすぐに理解できた
ドラマを追っていくタイプの映画が好きな人にとってはそれが少し助長に感じるかもしれない
とにかく主演のダスティン・ホフマンやナタリー・ポートマン、子役の子の演技力がすばらしい
表情と動き、そして間の取り方に全く無駄が無く、台詞もテンポ良く粋な表現が多彩

アマゾンのレビューの大半がストーリーの不明瞭さについての不満ばかりで少しがっかりした
これはストーリーを追っていく映画じゃないんだけどなぁと

人生について
老いていく事について
大人になる事について
子供の頃について
夢について

それだけを語るためだけの、まさに「夢」のような作品なのに、
ディティールやリアリティを求めてどうすんの?と
そこまで見る目が、作品を感じる力が無いのかと思わざるを得ない
そういう意味で非常に「映画力」が試される映画でもある作品なのかも?とも思う

個人的におもしろいなぁと思うのは、「24」や「LOST」と全く逆の発想で作られている点
「ドラマとは」という観点でこの作品を見てしまうと、アマゾンのレビューの様になってしまう
もちろんTVドラマと映画とでは尺も上映形式も違うので簡単には比較しにくいものだが

自分の中で「希望を描きたい」というのが明確にあり、
そのためのドラマをいかに作っていくかと考えていたが、
それを真逆の方法で表現してされてしまった
いかに自分がドラマに固執していたかを思い知らされた
ドラマは「演出の一部」であって、自分は表現を志さなくてはいけないのに、
こんなところで引っかかってしまうなんて!!

だから映画は面白い

これを見た後、これを思い出した

2010.01.12 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

Echo Echo Echo



昼夜逆転が長すぎて戻すのがしんどい生活を送っております
体調面はそれほど悪くないから、その辺の不規則さに体がついていけるかが勝負



年末年始で「LOST」と「プリズン・ブレイク」をざっと20本は見たかな?
共通するのは、登場人物たちの「現状の打開」と「それぞれの事情」をカットアップしてつないでいくという手法だ
シナリオや演出、編集方法という意味でも、このカットアップは実にテンポが良くて見易い
これは「24」以降という見方をしていいんじゃないだろうか

「24」は対テロの現場という時間軸の中で起こるドラマ
「LOST」は飛行機事故で落ちた孤島でのサバイバルと事故前の人生の時間軸が交差するドラマ
「プリズン・ブレイク」は脱獄計画という時間軸の中で囚人たちのドラマ

「LOST」はシーズンが進むといきなり宗教的テーマが浮かび上がってくるのが面白い
運命的に払う犠牲や、タイムスリップして状況が変わり敵が味方なったりして自己が変質した時、
それを肯定するのか否定するのか選択を迫られたり

「24」は対テロと情報戦の中での人権がテーマ
テロによって失われる命とテロの情報を持った人間をどこまで追い詰められるのか
そのための犠牲を厭わないバウアーを責める事ができるのか

「プリズン・ブレイク」は「組織」や「政府の腐敗」との戦いの中、
「家族や兄弟の絆」や「仲間」「恩義」で話が進んでいく

それぞれに共通するのは社会と生活、生まれや育ち、家族の事が丁寧に追っていく事で
ドラマに厚みができ、その上で困難な現状の中で次の選択を迫るという点だ
これで面白くならないはずがないな

そういう意味で国産のドラマやアニメがそういったものに挑戦しているか?というと残念としか言いようがない
それは日本社会そのものが、ものすごく曖昧で薄っぺらいものであるからの様に思えてならない
大人が大人の発言をしていない、大人が社会を想像できてないのではないか
そうでないものが真っ先にたどり着くものは「金」と「権力」と「エロス」しかない訳で
それがつまり今の社会であり自分なのだと確認するに至る

それを繰り返して歴史は紡がれるのか

2010.01.08 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

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