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ベンチの上で猫が二匹、桜の木を見上げていた。 猫にも桜の美しさがわかるのだろうか?。
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惜しまれる頃には老いてこの世からいなくなる
だが、それを嘆く必要はない
また次の世代が、僕らの子らがそれを引き継いでくれるから
だから人生はいつも希望で溢れている
人は最も人間らしい気持ちを、感情を忘れてはならない
子供の頃の無垢で単純な気持ちを
でなければ悲しみはもっと深く、救いのないものにしてしまうから
ムービープラスで「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」という映画を途中から見た感想
吹き替え版だったんだけど、
台詞が非常に小気味良かったので字幕版で見たかった
英語でしか伝わらない言い回しやニュアンスがあって、
それがおもしろさにつながってる
これは吹き替え版が半永久的に抱える問題なんだろうけど
アニメファン的視点から見るとそれは実に二律背反な事なんだけどね
映画を見る行為というのは、異文化の習慣を知る楽しさもあり
その国の言語で見ることが一番おもしろさを感じる事が出来る場合があるから
内容の方はというと、
とりあえず幻想的な演出に極彩色のCGや光の使い方が軽妙
話は見た目に反して実は悲しいものなのだが、
そうさせないための「魔法のおもちゃ屋」という設定が良い
「魔法のおもちゃ屋」という非日常的な描写が、この作品は現実ではなく、
人の心を取り扱っている物語なのだとすぐに理解できた
ドラマを追っていくタイプの映画が好きな人にとってはそれが少し助長に感じるかもしれない
とにかく主演のダスティン・ホフマンやナタリー・ポートマン、子役の子の演技力がすばらしい
表情と動き、そして間の取り方に全く無駄が無く、台詞もテンポ良く粋な表現が多彩
アマゾンのレビューの大半がストーリーの不明瞭さについての不満ばかりで少しがっかりした
これはストーリーを追っていく映画じゃないんだけどなぁと
人生について
老いていく事について
大人になる事について
子供の頃について
夢について
それだけを語るためだけの、まさに「夢」のような作品なのに、
ディティールやリアリティを求めてどうすんの?と
そこまで見る目が、作品を感じる力が無いのかと思わざるを得ない
そういう意味で非常に「映画力」が試される映画でもある作品なのかも?とも思う
個人的におもしろいなぁと思うのは、「24」や「LOST」と全く逆の発想で作られている点
「ドラマとは」という観点でこの作品を見てしまうと、アマゾンのレビューの様になってしまう
もちろんTVドラマと映画とでは尺も上映形式も違うので簡単には比較しにくいものだが
自分の中で「希望を描きたい」というのが明確にあり、
そのためのドラマをいかに作っていくかと考えていたが、
それを真逆の方法で表現してされてしまった
いかに自分がドラマに固執していたかを思い知らされた
ドラマは「演出の一部」であって、自分は表現を志さなくてはいけないのに、
こんなところで引っかかってしまうなんて!!
だから映画は面白い
これを見た後、これを思い出した
2010.01.12 | Comments(0) | Trackback() | 雑記
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