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ベンチの上で猫が二匹、桜の木を見上げていた。 猫にも桜の美しさがわかるのだろうか?。
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戦場のアリアという映画を見た感想
フランス軍の士官が妻の肖像画を自分で描いて
時折自分で見ていたのが印象に残る
戦場において絵は写真の役目もあった
だから、写実的デッサンにも役割がきちんとある
太古の戦争には写真などなかったのだから
兵士たちはいつの時代も故郷を遠く離れ異国の地で家族に思いを馳せる
物語は「どうせハッピーエンドなんだろう?」という思いが付きまとうが
凄惨過ぎる戦争映画もどうかと思うのでこれでよし
アニメ新番がいくつかはじまってますね
「墓場鬼太郎」はグロスでやってるのか?良い感じ
電気グルーヴのOPも水木タッチの絵にマッチしててカッコイイ
水木しげるは本当に空間の描き方が独特で大好き
OPは原作から取り込んだのかな?
電気のPVも結構アニメものは多いので違和感無く
「弾けないギターを弾くんだぜ」は傑作なのでニコニコで見るべし
初代ねずみ男の大塚周夫が再キャスティングで結構キたね
世代的に富山敬のねずみ男が心に刺さるが
寂れた家屋、冷たい都市、山道と風に吹かれて不気味に動く木が良い
大平透が堀秀行だと勘違いして軽く喜んだおれはオタクだなと思う瞬間
それにしても最近は鬱っぽいアニメ多すぎ
「萌え」でも「リアル」でもなく、モダンビジュアルやナンセンスを追求しているわけでもなく
表層的なキャラクターの出口の無い物語を延々と見せられるのは苦痛
不幸な境遇の者が初めから諦めの境地で悪を成し、主人公がそれを罰したり殺したりするだけ
「金持ちは正義、貧乏人は悪、だらか貧乏人は死ね」と言っているようなものだ
今の世相を反映しているといえばそうだが、前に書いた
「楽園(希望)としての漫画」の機能はどこへ行ってしまったのか
その意味でエロゲ原作より性質が悪いと思うのだがどうか
ちなみに「エロゲ原作のアニメは悪い」という意味ではなく
「エロゲ原作を安直にアニメ化する」のは悪いと思う、という事ね
再放送のグレンラガンは撮影とかやり直してるっぽいな
本放送より線のアンチエイリアスが高まっている気がする
2008.01.18 | Comments(0) | Trackback() | 雑記
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