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1979/10/18
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躁と鬱が激しい
万年思春機
某アニメ専門学校を卒業するもバイトの日々
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2024.11.28 |

再起動、再始動

いまさら感が強いかもしれないが「こどものじかん」はすごいな
正直初見で切ってしまっていたが、見返してみたらすごかった

明確な作品意図と、物語を上手く機能させる様々な工夫が随所に見られる
原作者が女性だと聞いた時は、ああなるほどなぁと思った

感心した事

ひとつは、小学校という舞台の描写
「学校というシステム」と「子供という群態の描写」の対比
「管理するだけのシステム」上で「発展途上の人間の精神を養う」事への問いかけ
問いかけは大げさかもしれないが、違和感はつきまとう
またそれぞれに主観を持たせてそれぞれの意思、立場をちゃんと表現してる

二つ目は展開の上手さ
主人公のりんを中心としてそのほかの登場人物の配置が
ちゃんと物語を進めていく上でちゃんと機能するように設定されている
そのために担任の教師は容易にりんの誘惑に動揺するし
その動揺に応じてりんに過激な行動をさせる事によってより物語に緊張感が増す
同僚の女教師をりんと恋敵にする事もラブコメ成立のための要素
りんを孤立させ「嫌なやつ」にさせないための二人の友達の配置

そして三つ目はこれらから作品の進行を妨げてしまうような私的な嗜好が見られない事
それは逆に作者が正面から作品作りをしている事の証左でもある
だが、むしろ作者の嗜好は成就されているのではないかなと思う
小学校の生徒と教師の恋愛という荒唐無稽な夢(楽園)を描きつつ
社会との距離感の不安定さをちゃんとぶつける事で「楽園」を循環させず完結している
つまり、夢は夢だと

だが、夢は儚ければ儚いほど美しいのだ


なんて格好付けているが
生身の体は鼻水と痰が止まらねえ体たらく

今週からまた仕事との戦いが始まる
そしてマリノスは勝利!!録画放送が楽しみだぜ!!

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2007.11.19 | Comments(0) | Trackback() | 雑記

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